■ 受託内容
Across Bioは、微生物・酵素の産業利用の研究開発をお手伝いをいたします。
研究受託だけではなくコンサルティングも承っております。
- 製造プロセスに合った微生物が欲しい
- 微生物が安定して培養できない
- 微生物を培養する設備がない
- 微生物の生産量を上げたい
- 微生物の育種が進まない
- 実験室の結果が現場でうまく再現できない
- 微生物を使った製造プロセスを開発したい
研究受託だけではなくコンサルティングも承っております。
有用微生物、酵素の探索・単離
ご要望に適した微生物や酵素を、土壌、植物などの自然界や堆肥などの特殊環境から単離します。
- 微生物の性質を考慮し、存在確立が高いソースを設定します。
- 目的の微生物が優先的に生育できる培養方法を開発します。
- 設定したソースを用い、目的の微生物を優先的に増殖させます。
- 目的の微生物が優先的に増殖した培養物から、菌を分離します。
- 分離した微生物に、不必要な微生物が混入しないよう純化します。
- 単離した微生物の性質が目的の性質をもった微生物か確認します。
微生物培養方法の開発
お客様がお持ちの微生物の増殖用、生産用、保存用の培地や培養条件を開発します。
- お客様の培養条件、または微生物の種属や生産物から既知の培養条件を調査し、基本条件とします。
- 基本条件で培養を行い、問題点を抽出します。
- 培地組成や培養条件を検討し、目的に適した培養方法を確立します。
- 確立した培養方法で培養を行い、培養方法の性能を確認します。
微生物の培養
微生物の受託培養を承っております。
(現在、プレート培養、フラスコ培養のみ。ジャー培養槽準備中)
(現在、プレート培養、フラスコ培養のみ。ジャー培養槽準備中)
- ご依頼の培養方法でpre培養を行い、培養できることを確認します。
- 培養できない場合は培養方法の検討を行います。
- 本培養を行います。
- 培養物がご依頼の状態か確認します。
スクリーニング法の開発
微生物の育種をしていてもなかなか成果が出ないなどスクリーニング方法に疑問を感じたらご相談ください。
生産物の生合成ばかりに気をとられていると、落とし穴に入ってしまうこともありますので、弊社では培養状態全体の調和をスクリーニングの基本においています。
生産物の生合成ばかりに気をとられていると、落とし穴に入ってしまうこともありますので、弊社では培養状態全体の調和をスクリーニングの基本においています。
- 微生物の種属、生産物、培養の状態などから、微生物のどこを改良するかターゲットを絞ります。
- 短期的および長期的スクリーニングスケジュールを立案します。
- 微生物の種属、生産物の情報から、変異処理方法を確立します。
- 変異処理した微生物群から、改良された微生物群を濃縮する方法を確立します。
- 改良された微生物を検出する方法を確立します。
- 変処理した微生物検体を多検体分析可能な方法を確立します。
- スクリーニングにより予想される改善率を算出し、手法の妥当性を確認します。
微生物の育種
スクリーニング法の開発に加え、実際の育種も承っております。
- スクリーニング法の開発を行います。
- スクリーニングスケジュールに従い、微生物の育種を行います。
- 育種した微生物の性能をチェックします。
- 育種した微生物の安定性を確認します。
- 育種した微生物の保管方法を確立します。
微生物利用方法の開発
グリーンケミストリーへの転換など、微生物を用いた製造方法の開発を承っております。
- 生産物の情報から、製造フローを立案します。
- 製造フローから、目的の性質を持つ可能性が高い微生物の種属を検討します。
- 微生物の探索および単離を行います。
- 微生物の培養方法を確立します。
- 微生物を用いた反応条件を検討します。
- 微生物を反応条件に適した性質に改良するため、微生物の育種を行います。
- 育種した微生物を用い、製造フローの確認を行います。
- 生産物の試作を行い、生産物のチェックを行います。